ライツプラン

ライツプラン
敵対的買収者の株買い増しに備えて、企業側があらかじめ既存の株主に新株予約権を渡しおく買収防衛策のこと。ポイズンピルとも呼ばれ、英語でRights Planと表します。

敵対的買収が仕掛けられた場合に備えて、あらかじめ既存株主に向けて、行使できるという条件つきの新株予約権を大量に発行しておきます。新株予約権を行使して株を得る価格は、市場価格より大幅に安く設定されます。

ライツプランを行使すると、株の発行総数が一気に増加するので、買収を仕掛けるグループの株式保有率が下がり、同グループが保有率を上げようとすると多額の資金が必要になります。買収意欲を削ぐことが目的です。ただし、ライツプランは敵対的買収者に大きな不利益をもたらすので、買収が始まった後に設定することはできません。事前にルールを決め、そのルールに沿って行使することになります。日本では2002年4月の商法改正で新株予約権を単独で発行できるようになりました。アメリカでは新株予約権付株式を用いて行われます。

ライツプランは、買収グループに対しては毒薬を盛る効果がありますが、その一方で、新株発行によって株価が下がり、一般の株主に金銭的な被害が及ぶ可能性もあります。


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