インフレターゲット
- インフレターゲット
- インフレターゲット(Inflation Targeting)とは、物価下落と不況の状態(デフレスパイラル)から脱するために、インフレ率をある範囲に収めることを目標に行なわれる中央銀行の金融政策です。
適度なインフレは、経済を上昇させる可能性が高いといわれますが、政策として行なうインフレターゲットにおいては、政策が失敗すれば制御できない状態に陥る危険性もあり、積極論者と慎重論者に分かれるほどです。英国やカナダ、オーストラリアなどでは導入されていますが、いずれもインフレ抑制のための政策であり、日本のようにデフレ対策を目的とはしていません。
インフレターゲットの目的は、中央銀行がインフレターゲットを公約として発表することで、国民にインフレへの期待感を高めることと、金融緩和政策をインフレターゲットの実現に向けて実行していくことです。ただ、インフレターゲットを導入した場合に、物価だけが上場して景気が回復しない、失業率も下がらないなどのスタグフレーションに陥る可能性も否定できません。
