双子の赤字

双子の赤字
米国が抱える財政赤字と貿易赤字のことです。英語では、Twin Deficitsと言います。

米国の1980年代前半にレーガン政権下(1981年~1989年)で指摘され、その後1度解決したものの、再びブッシュ政権下(2001年~2009年)で問題視されました。財政赤字というのは、財政収支における赤字を指し、国に入ってくるお金よりも支出が上回っている状態のことを言います。この赤字分は、暫定的に国債などで補填し、将来の税金で穴埋めするという方法がとられます。1980年代前半のレーガン政権下では、レーガのミックスによる大型減税と軍事費の増加が財政赤字を招き、また赤字財政が高金利につながりドル高が進んだ結果として、貿易赤字も膨らむという悪循環に陥りました。この問題に対し、1985年のプラザ合意でドル安誘導による解決が図られましたが、1987年の株価暴落「ブラックマンデー」があり、更に状況を悪化させました。

財政赤字は、クリントン政権下の歳出削減やIT景気による財政の黒字化で1990年代後半にようやく解決しました。ところが、2001年以降にブッシュ政権下で再び双子の赤字が増大しました。原因は、減税政策をとった後に、2001年9月の同時多発テロを契機にテロ対策費やイラク攻撃などにより軍事支出の急増で財政が大きく赤字化しました。この上、中国およびアジア新興国からの輸入増加で経常赤字が拡大し、再び米国は双子の赤字を抱えることになりました。


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