デフレスパイラル

デフレスパイラル
物価の継続的下落が不況を招き、さらに物価が下落するという悪循環が進行し、経済に悪影響を及ぼすことです。

デフレスパイラル(Deflationary Spairal)とは、物価下落と実体経済の縮小とが相互作用的に進行することです。スパイラルとは「らせん状」という意味で、経済がらせん階段をころげ落ちて行くような状態を表しています。デフレスパイラルとは、物価下落によって企業の売上が減少→賃金などが短期的な下方硬直のため企業収益が減少→企業活動が慎重化し雇用や設備投資の調整が行われる→個人消費や設備投資などの需要下落が物価下落につながるという悪循環に陥る状態のことです。

1990年代の日本経済では、デフレスパイラルが発生したという見方がありました。物価下落の要因は株価や地価のような資産価値と銀行の不良債権問題などが挙げられ、このことによりデフレが発生し物価の下落状態で賃金は硬直化したため企業収益が圧迫され、設備投資の低迷や雇用が減少し、景気の低迷を招きました。また、デフレの発生は、財やサービスの価値を低下させるものの、借金の返済額には影響しないため、実質価値は高まり、企業は借金返済に追われて設備投資に資金をまわす余裕を失います。返済の滞っている不良債権もデフレで実質価値が高まり、企業と銀行のバランスシートを悪化させ、デフレスパイラルをさらに促進する結果となりました。2007年の金融危機発生後の現在では、世界規模でのデフレスパイラルが懸念されています。


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